角川スニーカー文庫から、ぶっ飛んだ設定のライトノベルが発売されます。その名も「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」。

 

自動販売機マニアの主人公が、なぜか自動販売機になっちゃって、なぜかファンタジーの世界で活躍してしまうストーリー。……大丈夫、意味が分からないのが普通の人間です。

 

 

ユーザー投稿型小説サイト「小説家になろう」で昼熊さんが公開していた作品で、いわゆる「なろう系異世界転生小説」。大雑把に言うと……

 

 

・序盤で主人公がトラックにひかれて死ぬ(通称:トラック転生)

・死んだかと思いきや、モンスターやら魔法使いやらが登場するRPGのような異世界に飛ばされている

・現実世界では普通(もしくはダメダメ)だったのになぜか大活躍。あと、女の子かわいい

 

 

こんな展開を特徴としたジャンル。「なろう系異世界転生小説」はストーリーのテンプレ化が激しいことで知られており、見覚えのある人も多いのではないでしょうか。

 

……正直、マンネリすぎるストーリー展開を批判する声が多く、好き嫌いが大きく分かれます。でも、「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」では、そのテンプレを崩さずに主人公=自動販売機という設定をねじ込んでいます。好きな人も嫌いな人も、そんなカオスなこと、マジでできんのかよ、とツッコミを入れながら楽しめるはずです。

 

発売は8月1日。イラストは加藤いつわさん。1~5章までWeb上に公開されているので、試し読みするのもアリですよ~

 

 

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ちなみに、「小説家になろう」のランキングページには「ジャンル別」「総合」とは別に、「異世界転生/転移」というカテゴリが用意されています。普通ならジャンル別に入れておけばいいはずなんですが……異世界転生モノを書く人が多すぎるんでしょう。「現実世界〔恋愛〕」と「異世界〔恋愛〕」を分けるほどの徹底ぶりです。

 

舞台が異世界ってだけで、「闇の力で2億本の触手を生やした板東英二さんとの結婚を反対され、光の魔法で親父を爆乳にする」みたいなマニアックな感じの作品は見掛けないんですけどね。