映画鑑賞が趣味なので、5月前半に「良い」と思った映画をご紹介させていただきます

 

 

 

 

 

■名探偵ピカチュウ(2019・アメリカ)

 

【あらすじ】

孤独でしがない会社員のティム青年はある日音信不通だった父親で探偵のハリーが死亡したという知らせが届く。しかしその死の裏には何かがあると察したティムはハリーの自宅で死の原因を探るが、そこにいたのはハリーのパートナーポケモンのピカチュウだった!ピカチュウはティムを新たなパートナーにし、ハリー死亡事件のナゾを解くのであった…な話

 

公開前からもふもふのピカチュウが話題になっててたので見ました。ストーリーはピカチュウとの掛け合いが痛快で実に単純明快。こういう陽気な奴に振り回されるバディムービーはハズレ無し。しかも一方が世界的にkawaiiなピカチュウだからなおさらだ!探偵ハリーの死にまつわる謎を追って真相が少しずつ明らかになって二転三転する展開はありつつも、ファミリーで観れることもあり無茶苦茶分かりやすい仕上がり

 

でもそこはあんまり問題じゃなくてやっぱりポケモンがリアルな造形で自然や街に溶け込んでる様子が最高なんですよ!ピカチュウをはじめ、赤緑時代のポケモンから知らんポケモンまで画面いっぱいに登場するこの感じ!「ポケモンもついにここまで来たか…」と謎の誇らしい気持ちになりました

 

 

 

 

 

 

■特捜部Q カルテ番号64(2018・デンマーク、ドイツ)

 

【あらすじ】

アサドがあと1週間で異動することになった特捜部Q。しかしカールは5年連れ添った最高の相棒にすら心を開かずいつも通りのそっけなさ。そんな中、体液と臓器を抜かれ、テーブルを囲んだ状態にされた上で部屋の扉を埋められて12年間放置されたミイラ死体が3体も発見された!やばすぎる!行けッ!特捜部Q!わずかな手がかりから事件を解決に導け!な話

 

無愛想で不器用だけど熱い男とポジティブでめちゃめちゃ良い人のバディが繰り広げる北欧のミステリーシリーズ。4作目ですが、最高におもろい!そもそもこのシリーズのあるあるとして、「狭い空間に監禁して15年かけて少しずつ気圧を下げていく」とか、「己の狂った信仰のために子どもを誘拐して殺しまくる」みたいな「犯人が外道」というところがあるんだけど、今作の犯人…今までの奴らが可愛く見えてくるほどの最も純粋なる悪!!人間の皮をかぶった鬼畜悪魔!!バチアタリくそかす人間!!ド外道・オブ・ザ・イヤー2018受賞!!という感じの奴でした。見てて本当に気分が悪くなって一時停止して深呼吸してしまうほど…

 

単純にミイラ化死体事件の謎を追うだけでなく、その裏にある非行少女だけを閉じ込める収容所にまつわる50年前から現代にまでつながる闇や、女性のアイデンティティを奪ってしまう狂った思想を持った組織も絡んできて、Qの手に負えるの…?と言うほどにシリーズ屈指のスケールで緊張感は極限MAX。正義と悪の境界線は一体どこなのか?という概念を揺さぶってくる巧みなストーリー展開には本当にお見事と言わざるを得なくて、かなりの陰鬱さではあるもののめちゃめちゃな面白さでした。しかもこれを最後にアサドが去ってしまうのにカールが一切引き止めず、むしろ突き放すという焦りもプラスされて、片時も目が離せない…!かなり地味なシリーズだけどこれはもっとファン増えて欲しいな〜〜〜!

 

 

 

 

■ラ・ヨローナ 〜泣く女〜(2019・アメリカ)

 

【あらすじ】

ケースワーカーのアンナはとある家族の母親が兄弟を監禁しているという疑いがあると聞き、自宅まで赴き解放してあげる。しかしその母親は恐ろしい悪霊ラ・ヨローナに呪われた子どもたちを守るためにしていたことだった。やがてその呪いはアンナの二人の子どもクリスとサムにも飛び火してしまい、水場に引きずりこむラ・ヨローナに苦しめられる。助けて〜!な話

 

製作ジェームズ・ワンによるドドドド直球な王道ホラー。薄暗い廊下!鏡!水場!すすり泣く女の声!そして黒い涙を流す女悪霊!ホラーの定石にピッタリのっとった緊張&緩和のビックリ演出!シンプルに怖い!!なんか久々にこういう分かりやす〜いホラーを見たなという満足感はありました。舞台は1970年代のLAながらラ・ヨローナの出どころは中南米メキシコで、この「ラテン系・スパニッシュ系のノリ」と「オカルトホラー」の相性は良い!アンナを助けてくれる元神父もはみ出し者の呪術医という胡散臭い設定も相まってこの世界観を強めてくれてましたね

 

王道なホラーを突き進むあまり、予想や期待を裏切る感じではなかったところはあったり、クリスとサムはさておき、その前に呪われてた兄弟がどういう経緯でラ・ヨローナに目をつけられてしまったのか気になりました

 

 

 

 

 

 

 

■オーヴァーロード(2018・アメリカ)

 

【あらすじ】

第二次世界大戦真っ只中、連合軍はドイツ占領下であるフランス郊外の村の教会に建てられた妨害電波塔を破壊するミッションを遂行する。敵の激しい攻撃をかいくぐって何とか上陸したボイス二等兵は超絶的な運の良さで偶然教会に入り込むのだが、そこの地下はナチスドイツの科学者がやばすぎる生物兵器を生成する人体実験場だった!そんなアホな〜!な話

 

「ナチスドイツ×人体実験=超生命体」というこすられたB級設定も、J・J・エイブラムズが製作に入って大胆に予算をかけると、めちゃめちゃ面白くなる!!すごい!序盤、地上からの信じられない爆撃を受けながら何とか輸送機からパラシュートで降下する見たこともない凄まじい決死のシーンから心を掴まれ、そこからボイス二等兵、フォード伍長、カメラマンのチェイス、スナイパーのティベットなど分かりやすいキャラクター説明描写を差し込んで、ナチスドイツが作り出した謎の地下実験場と人間に不死身の超パワーを与える血清ドーン!

 

みたいな感じで前半は重厚な戦争アクション→後半は少年漫画のような分かりやすいクリーチャーパニックという感じながら必然的な流れによってあれよあれよと転がっていく構成は見どころだらけでしたね。多少のご都合主義とボイス二等兵のありえないほどの運の良さはご愛嬌…。ラスボス的立ち位置の奴も、そうなっていく理由と経緯をめちゃくちゃ丁寧に描写することで唐突感を無くしてくれて、最終的に「ついに対決や!!うおおおお!!」というアゲな気分にさせてくれるのも良い…と思いました。序盤と終盤の長回しシーンも驚異的!

 

↓これは関係ないやつです

 

 

 

 

 

■マングラー(1995・アメリカ)

 

【あらすじ】

ブルーリボン洗濯工場に超巨大プレス機が設置されていた。ある日、そこで働く16歳の少女シェリーが流血事故を起こしプレス機が血を吸ってしまう。以降、血の味を覚えてしまったプレス機はまずババアを食い殺し、以降もさまざまな人を襲うようになってしまった!くたびれた刑事ハントンは殺人プレス機について調査を行うが、その裏に潜むものは…?な話

 

Netflixで「あなたへのオススメ」として以前からずっと出てきており、その狂ったあらすじがどうにも気になって気になって、ついに根負けして見てみました。く、く、くだらね〜!いや良い意味で。めちゃくちゃわざとらしくプレス機に引き込まれてしまうシーンが何回も出てきて、その度に笑っちゃいました。ていうかそもそもこのプレス機、何?みたいなところもありつつ、プレス機に食い殺されるグロシーンは古き良きホラーって感じで実に良かったです

 

プレス機の餌食になる人や影で牛耳る権力者など、強烈なインパクトを残す癖しかない登場人物(勝手に血を吐いて死んだジジイは死ななくてよくないか?)も魅力的で、さらに悪魔や人間の業などが浮き彫りになる重めのストーリーも相まって、振り返るとそれなりに見応えはありましたね。さすがスティーブン・キング原作+トビー・フーパー監督…。トータル「結局なんなんだよ」という結論ではあるけど、話のタネとして見ておいて損は無いと思います。Netflixが提示するオススメ、間違いがない

 

 

 

 

 

 

■来月も書きます

月2回お届け予定で、5月後半にも書きます

 

※Filmarksで書いたレビューに微調整を加えて書いています。更新頻度はこちらのほうが多いし早いので、合わせてフォローしてみてください

 

>>私のFilmarksアカウント<<